岡田利規 横浜美術館「美術館と国際展を巡る連続講座」

横浜美術館にて、国際展をきっかけに拡大しつつある美術館の可能性と課題について「展示 / 鑑賞」「キュレーション」「建築」をテーマに各分野の専門家を招く「美術館と国際展を巡る連続講座」が開催されます。その第1回目として岡田利規が「美術館という箱はオルタナティブな劇場になりうるか?」をテーマに講演します。


美術館と国際展を巡る連続講座
第1回「美術館という箱はオルタナティブな劇場になりうるか?」岡田利規

美術館はもともと美術作品を収集、研究、展示するための専門施設ですが、現在、その機能は多様化し、いわゆる美術表現に限定されることなく、演劇、ダンス、音楽などさまざまな表現を発信する装置となりつつあります。一方、劇場もまた演劇のための専門施設ですが、表現の多様化とともに劇場以外の場所としての広がりをみせています。美術館はオルタナティヴな劇場になりうるか?あるいは、美術館という場所固有の体験はありうるのか?映像演劇という新しいジャンルを開拓し、美術家とのコラボレーションも多く手掛ける岡田利規「横浜トリエンナーレ2008」出品作家)が、美術館とはそもそもどういう空間なのか、観客との関係性も含めて表現者が期待する美術館像をお話しいただきます。

日時 2019年2月10日(日)13時30分~15時30分
会場 横浜美術館円形フォーラム
参加費 無料
定員80名、先着順
申込フォーム https://f.msgs.jp/webapp/form/17066_kgz_224/index.do
詳細 https://yokohama.art.museum/event/index/data-587.html


プログラム
【第2回】2019年2月20日(水)19時00分~21時
「国際展をキュレーションすること」*日英逐次通訳有
ジーベシュ・バグチ(Jeebesh Bagchi)
モニカ・ナルラ(Monica Narula) 
(ラクス・メディア・コレクティヴ / ヨコハマトリエンナーレ2020 アーティスティック・ディレクター)

【第3回】2019年3月2日(土)13時30分~15時30分
「美術館という建築物と展覧会の関係」
藤原徹平(フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰 / 横浜国立大学大学院Y-GSA准教授)
金氏徹平(美術家 / 京都市立芸術大学彫刻専攻専任講師)

主催 横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
共催 横浜トリエンナーレ組織委員会
協力 横浜トリエンナーレサポーター事務局