2011年以降、『現在地』『地面と床』と重厚な作品を立て続けに発表してきたチェルフィッチュが、それら「フィクション」の探求を経て2014年につくった『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』。日本の現代社会を象徴するコンビニエンスストアを、どこまでも軽くユーモラスに、かつ辛辣に容赦なく描きます。 全編に流れるバッハの『平均律クラヴィーア曲集第一巻』全 48 楽章にのせて、ノッキングを起こしたようなパフォー マンスを展開。現代日本人の<聖地>コンビニで流れるバロック音楽の、言葉と身体との過剰で過激なハイブリッドは、わたしたちの「現在」を、どう浮かび上がらせるのか。
[作・演出]岡田利規
[初演年]2014年
[上演時間]約100分
[キャスト数]7名(男:5、女:2)
クレジット
[作・演出]岡田利規
[出演]矢沢誠、足立智充、上村梓、鷲尾英彰、渕野修平、太田信吾、川崎麻里子
[美術]青木拓也
[衣装]小野寺佐恵(東京衣裳)
[舞台監督]鈴木康郎
[照明]大平智己
[音響]牛川紀政
[編曲]須藤崇規
Theater der Welt 2014(マンハイム/ドイツ)委嘱作品
[共同製作]
Theater der Welt 2014 (マンハイム/ドイツ)、KAAT神奈川芸術劇場(横浜)、LIFT-London Internation- al Festival of Theatre (ロンドン/イギリス)、Maria Matos Teatro Municipal (リスボン/ポルトガル)、CULTURALS- CAPES(バーゼル/スイス)、Kaserne Basel(バーゼル/スイス)、A House on FIRE co-production, with the support of the European Union