2012年に発表した『現在地』より、演劇に対する態度を大きく変化させた岡田利規。そこには、震災とそれによって引き起こされた日本の社会状況がまぎれもなく影響しています。今作『地面と床』で、その変化がもたらしたフィクションへの探究をより深めて描き出したのは、"そう遠くない未来の日本"を舞台にした死者と生者の物語。さらに、これまでにも取り組んできた音楽とパフォーマンスの関係性をより発展させるべく新たなアプローチに挑み、チェルフィッチュにしか作れない「音楽劇」を目指しました。岡田利規とチェルフィッチュの、新機軸にご期待ください。
[作・演出]岡田利規
[初演年]2013年
[上演時間]約90分
[キャスト数]5名(男:2, 女:3)
クレジット
[作・演出]岡田利規
[出演]山縣太一、矢沢誠、佐々木幸子、安藤真理、青柳いづみ
[音楽]サンガツ
[美術]二村周作
[ドラマトゥルグ]セバスチャン・ブロイ
[衣装]池田木綿子(Luna Luz)
[舞台監督]鈴木康郎
[照明]大平智己
[音響]牛川紀政
[映像]山田晋平
[製作]
Kunstenfestivaldesarts
[共同製作]
Festivals d’Automne à Paris(パリ / フランス), Les Spectacles vivants ‒ Centre Pompidou (パリ / フ ランス), HAU Hebbel am Ufer (ベルリン / ドイツ), La Bâtie ‒ Festivals de Genève(ジュネーブ / スイ ス), KAAT神奈川芸術劇場 (横浜), Kyoto Experiment(京都), De Internationale Keuze van de Rotterdamse Schouwburg(ロッテルダム/オランダ), Dublin Theatre Festival(ダブリン / アイルラン ド), Théâtre Garonne(トゥールーズ/フランス), Onassis Culutural Center(アテネ/ギリシャ)