【配信&座談会開催】『アウトラップ』オンデマンド 配信記念「振付について考えてみる」

昨年12月、チェルフィッチュ初の映像作品として期間限定配信されたチェルフィッチュ × Otagiri × 丹下紘希『アウトラップ(いかにも音楽的な語りのなかにもキラリと饒舌なシナリオ)』
ラッパーのステレオタイプな動きを、言葉から膨らませたイメージによって身体を振り付けるチェルフィッチュの方法論によって刷新した本作は、短編映画のような唯一無二の音楽/映像体験として演劇、ダンス、音楽、映像・・・あらゆるジャンルからの注目を集めた。

2021年6月22日(火)よりVimeoオンデマンドにて再配信がスタート、配信を記念し『アウトラップ』の試写と、振付家、ダンサー、批評家、演出家といったゲストと共に「振付とは何か」について考えるオンライン座談会を開催します。
Vimeoオンデマンド購入はこちら

さらに座談会参加者限定で、期間限定配信時の特典『アウトラップ』クリエーション映像、岡田の書いたサブテキストを配布。『アウトラップ』をよりお楽しみいただけます。

【precog note】
振付について考えてみる——『アウトラップ』オンデマンド配信記念座談会
関わるジャンルや立場の異なる4人が『アウトラップ』をどう見たのか、振付や演出をどう考えどのように実践しているのかについて交わされた言葉の一部をお届けします。
https://note.com/precog/n/nbe83a835367e

<開催概要>
『アウトラップ』オンデマンド 配信記念「振付について考えてみる」
日程:6/30(水)20:00〜22:00(終了後翌日までアーカイブあり)
モデレーター:山﨑健太(批評家、ドラマトゥルク)
登壇者:木村玲奈(振付家、ダンサー)、呉宮百合香(ダンス研究)、中村大地(作家、演出家)、ハラサオリ(振付家、ダンサー、美術家)※敬称略・五十音順

配信:YouTube Live(ご予約後視聴リンクをお送りいたします)
視聴料:無料(要予約)
特典配布あり*(クリエーション映像・サブテキスト)
予約:https://forms.gle/4vMXzL6x2pgc5m3s8

タイムテーブル(予定):
20:00 スタート、イントロダクション
20:05 『アウトラップ』本編視聴(18分間)
20:25 登壇者による座談会スタート
21:30 視聴者からの質疑応答
22:00 終了予定

*座談会限定特典(ご予約後視聴リンクと併せて以下のリンクをお送りいたします)
クリエーション映像
ある日のクリエーション記録からの抜粋
演出家・岡田利規はラッパー・Otagiriにどのように振り付けをしたのか。想像によって振り付ける、その実際の創作プロセスを公開。

サブテキスト
振付を創るために、Otagiriの詞に対して岡田利規がテキストやイメージを書いたもの
リリック・戯曲、そのどれでもない『アウトラップ』独自のサブテキスト。

※インタビュー映像の試写・配布はございません。

オンデマンド配信
チェルフィッチュ × Otagiri × 丹下紘希『アウトラップ(いかにも音楽的な語りのなかにもキラリと饒舌なシナリオ)』
Vimeoオンデマンド
内容:本編+岡田利規・Otagiriインタビュー映像(聞き手 丹下紘希)
販売価格:1,000円(税込)
配信:2021年6月22日(火)〜
購入:https://vimeo.com/ondemand/cheloutrap


<モデレータープロフィール>
山﨑健太
批評家、ドラマトゥルク。演劇批評誌『紙背』編集長。WEBマガジンartscapeで舞台芸術を中心としたショートレビューを連載中。2019年からは演出家・俳優の橋本清とともにy/nとして活動し、これまでに『カミングアウトレッスン』(2020)、『セックス/ワーク/アート』(2021)と2つのレクチャーパフォーマンスを発表。12月には新作レクチャーパフォーマンスの上演を予定している。

<登壇者プロフィール>
木村玲奈
振付家・ダンサー。青森で生まれて、東京で暮らす。’19-‘20 セゾン・フェローⅠ。’12 国内ダンス留学@神戸(振付家コース)を奨学生として修了。環境や言葉においての身体の変化や状態、人の在り方に興味をもち、国内外様々な土地で創作を試みてきたが、感染症下での創作、ダンスの在り方を模索する為、’20- 東京郊外に「糸口(いとぐち)」という小さな場を構え、ダンスと人・土地の関わり方、移動を読み直しながら、ダンスを後世に残していくことを試みている。
https://reinakimura.com

呉宮百合香
ダンス研究。専門はコンテンポラリーダンス。ダンスアーカイヴの構築と活用に関する調査も行なっている。フランス政府給費留学生として渡仏し、パリ第8大学と早稲田大学で修士号を取得。国内外の媒体に公演評や論考、インタビュー記事を執筆するほか、ダンスフェスティバルや公演の企画・制作にも多数携わる。研究と現場の境界で活動中。
https://researchmap.jp/y-kuremiya

中村大地
1991年東京都生まれ。東北大学文学部卒。在学中に劇団「屋根裏ハイツ」を旗揚げし、8年間仙台を拠点に活動。2018年より東京に在住。人が生き抜くために必要な「役立つ演劇」を志向する。近作『ここは出口ではない』で第2回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞。「利賀演劇人コンクール2019」ではチェーホフ『桜の園』を上演し、観客賞受賞、優秀演出家賞一席となる。一般社団法人NOOKメンバー。

ハラサオリ
美術家、振付家、ダンサー。ベルリン、東京、横浜など複数の都市を拠点として、空間と身体、帰属意識をテーマとしたパフォーマンスや振付作品を制作する。近年はデザインや生態心理学を参照したムーブメントリサーチを展開している。2021年春、自身のプロダクションカンパニーCo.Sを設立。
東京芸術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス専攻修了。2020年アーツコミッション横浜アーティストフェロー。2020年第9回エルスール財団新人賞コンテンポラリーダンス部門受賞。
www.saorihala.com

<出演情報>
木村玲奈
《STREET MUTTERS #2》
振付・出演:神村恵、木村玲奈
2021/8/6,7,8
会場:糸口
主催:神村企画
助成:セゾン文化財団
何を根拠に踊るのか、なぜ他でもない自分が踊るのか、考えていると踊れなくなり、それでも考えることを中断したくないダンサーたちが、路上にある標識の指示に従うことから、ダンスに取り組む公演。

中村大地
アーティスト・瀬尾夏美とともにパーソナリティをつとめるWebラジオ、「ラジオノーク」を配信中。
毎週木曜日 21:30から1時間半程度、一般社団法人NOOK Youtubeチャンネルでお届けします。
最新回はこちら→https://youtu.be/weaooju9eTM

<座談会ご予約の方へ>
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<作品詳細>
https://chelfitsch.net/activity/2020/12/otagiri.html