岡田利規が作・演出を務めた『ジゼルのあらすじ』が、2026年2月にハンブルク・タリア劇場で行われる演劇祭・Lessingtageにて上演されます。2021年初演の『瀕死の白鳥 その死の真相』に続き、元新国立劇場バレエ団プリンシパルである酒井はな氏とともに取り組む、愛知県芸術劇場とDance Base Yokohamaがプロデュースするクラシックバレエの再構築プロジェクトの第2弾となります。
舞台上では、YouTuberに扮した酒井氏が淡々と物語を語り進め、自身の華やかなキャリアを通じて演じてきた「ジゼル」への距離感や親密さを、ユーモアを交えて表現。完璧なピルエットを披露する一方で、英会話教室のYouTube広告を模倣するなど、現実とフィクション、舞台とオンラインが交錯する構成が、観客を次第に複雑で魅惑的な世界へと引き込みます。
公演概要
日程：
2026年2月6日（金）20:00開演／2026年2月7日（土）20:00開演
会場：Thalia Gauẞstraẞe
Gaußstraße 190 22765 Hamburg
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巡回先スケジュール
クレジット
演出・脚本：岡田利規
出演：酒井はな、島地保武
舞台美術：佐々木文美
プロデューサー：唐津絵理（愛知県芸術劇場 芸術監督／DaBY アーティスティックディレクター）
プロダクションマネージャー：世古口善徳（愛知県芸術劇場）
舞台監督：湯山千景
照明デザイン：櫛田晃代
音響デザイン：中原楽（KARABINER inc.）
制作：二河茉莉香
字幕翻訳：オガワアヤ
企画制作・共同製作：愛知県芸術劇場［愛知県文化振興事業団］、Dance Base Yokohama［一般財団法人セガサミー文化芸術財団］
Constellation〜世界をつなげる愛知県芸術劇場ダンスプロジェクト〜
助成：文化芸術活動基盤強化基金（クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業）
協力：株式会社precog
初演：2024年11月30日（日本・愛知）愛知県芸術劇場小ホール
*パフォーミングアーツ・セレクション2024「間（あいだ）の時間」にて