日本では、世界のさまざまな地域から来た人たちが暮らしています。
そしてさまざまな日本語が話されています。
チェルフィッチュは、日本語の演劇を、日本語を母語としない人たちといっしょにつくりたいと考えています。
それによって日本語を、今よりもオープンなものへと広げたいと考えています。
ワークショップを通してこの試みに参加してくれる方を募集します!
前回ワークショップの様子
2021年9〜10月に行われた、前回のワークショップのレポートはこちらからご覧いただけます。
新しい演劇の形を目撃した!「日本語を使った演劇ワークショップ」レポート
https://note.com/precog/n/n54be1d88d66a(precog note)
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<ワークショップ実施概要>
日時
【日程A】4月11日(月)、13日(水)、14日(木)17:00〜21:30
【日程B】5月19日(木)、20日(金)、21日(土)17:00〜21:30
※ 3日間の連続したワークショップです。
※【日程A】または【日程B】のどちらかを選んでください。
※【日程A】と【日程B】は同じ内容です。
内容
1日目:自己紹介、ワークショップ①
2日目:ワークショップ①のつづき
3日目:ワークショップ②
ワークショップ①
自分が今住んでいる家や今まで住んだことのある家について、家具の位置やそこでの思い出を思い出しながら相手に伝えるように話します。
ワークショップ②
他の家の人の話を聞いて、その人の家のことを、自分の家のように想像して話します。
他の人に伝わりやすくするためには、どうしたらよいのか、考えながら話します。
講師
岡田利規(日程Aのみ)、安藤真理、米川幸リオン
参加費
無料
対象
・15歳以上
・外国にルーツがある人(日本語が第一言語でない方、日本語が第一言語だと感じていない方)
・演劇、ダンス、美術、文学など、「表現」に関することに興味のある方、大歓迎!
定員
各回10名(先着順)
※ただし、以下の人を優先的に受け付けます
・新宿区に住んでいる人
・新宿区で働いている人
・新宿区の学校に通っている人
会場
新宿文化センター B1F リハーサル室
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/traffic-access/
東京都新宿区新宿6-14-1
東京メトロ副都心線/都営大江戸線 東新宿駅 A3出口より徒歩5分
申し込み
必要事項を記載の上 chelfitschticket@gmail.com までメールにてお送りください。
件名:「チェルフィッチュワークショップ」
〈必要事項〉
1.お名前
2.メールアドレス・電話番号
3.年齢
4.第一言語(よく使う言葉)
5.参加したい日程 【日程A】または【日程B】
6.住所(新宿区に住んでいる人のみ)
7.学校名、会社名・住所 (新宿区の学校に通っている人や新宿区で働いている人のみ)
新宿文化センター ウェブサイト:https://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/shusai/29777/
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【チェルフィッチュによるノン・ネイティブ日本語話者との協働プロジェクト】
演劇は、本質的に俳優と役柄が一致する必要はありません。現代の日本を生きる人が中世ヨーロッパの人を演じたり、時に人間でないものを演じたりすることもできます。
同じく、日本人の役柄が一般的に正しいとされる音韻や完璧な文法で演じられなくても良いはずです。そして、演劇はそのような日本語の可能性を広げる最良のメディアであると考えています。
しかし、演劇で話される日本語は、日本語ネイティブが話す「正しい」日本語を前提としています。
チェルフィッチュは、日本語の演劇を日本語を母語としない人たちとの協働によって、日本語を多くの人が考える「正しさ」から解放し、日本語を母語としない俳優の、日本語を使った演劇への参加の機会を創出する試みを始めています。
巡回先スケジュール
クレジット
主催:一般社団法人チェルフィッチュ
共催:株式会社precog、公益財団法人新宿未来創造財団
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京