生きること、創ることは、時代を問うこと。
生 / 性への欲望に恥じる日も、救われる日もある。
70年代生まれの芸術家二人が描く わたしたちの“自画像”
ウティット・ヘーマムーン(小説家)× 岡田利規(演劇作家、小説家)
『プラータナー:憑依のポートレート』
バンコク公演【世界初演】
2018年8月22日(水)〜26日(日)
@チュラロンコーン大学文学部演劇学科 ソッサイパントゥムコーモン劇場
2018年
8月22日(水)19:30開演
8月23日(木)19:30開演
8月24日(金)19:30開演
8月25日(土)13:30開演★ / 19:30開演
8月26日(日)13:30開演
★終演後、ポスト・パフォーマンス・トークあり
■タイ語上演/日本語・英語字幕付き
パリ公演
2018年12月13日(木)〜16日(日)
@ポンピドゥ・センター(フェスティバル・ドートンヌ・パリ/ジャポニスム2018公式企画)
※以降、日本公演を予定(調整中)
【特設Webサイト】 →http://pratthana.net
作品について
アジアの今を生きる個人のアイデンティティや内面を鮮やかに描き出し国際的に高く評価されるタイ現代文学気鋭の小説家、ウティット・ヘーマムーン。若者の日常的所作を現代演劇にアップデートする作風で一躍世界の演劇界の注目を集め、以降も、現代社会をつぶさに観察した作品を国内外の主要なフェスティバル、劇場で発表している演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰の岡田利規。
2人のアーティストが初めてタッグを組む『プラータナー:憑依のポートレート』では、ヘーマムーンの最新長編小説を岡田が舞台化。バンコクにて世界初演を迎えます!
物語の主人公は、バンコクに住むひとりの画家。芸術活動とそれを取り巻く社会のなかで、自己を探し求めながら葛藤し、さまざまな出会いと喪失を経験します。90年代から現代までの時間の流れの中で、登場人物の内面や性愛感情が鮮やかに描かれながら、彼らが住む社会の歴史、政治変動が投影され、「生きることとは何か」という根源的な問いを投げかけます。
出演にバンコクでのオーディションにより選出した11名の才能あふれる俳優、空間をデザインするセノグラファーにcontact Gonzoの塚原悠也、演出助手にバンコクを拠点にFor What Theatreなどで活動する注目の演出家、ウィチャヤ・アータマート、そのほかタイと日本より集結したクリエイター陣を迎える本作。
世界初演をお見逃しなく!
巡回先スケジュール
クレジット
原作:ウティット・ヘーマムーン
脚本・演出:岡田利規
セノグラフィー:塚原悠也
演出助手:ウィチャヤ・アータマート
出演:ジャールナン・パンタチャート、ケーマチャット・スームスックチャルーンチャイ、クワンケーオ・コンニサイ、パーウィニー・サマッカブット、ササピン・シリワーニット、タップアナン・タナードゥンヤワット、ティーラワット・ムンウィライ、タナポン・アッカワタンユー、トンチャイ・ピマーパンシー、ウェーウィリー・イッティアナンクン、ウィットウィシット・ヒランウォンクン
バンコク公演
主催:国際交流基金アジアセンター、株式会社precog、一般社団法人チェルフィッチュ
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人セゾン文化財団
パリ公演
主催:国際交流基金、ポンピドゥ・センター
共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、フェスティバル・ドートンヌ・パリ
製作:国際交流基金アジアセンター、株式会社precog、一般社団法人チェルフィッチュ
助成:公益財団法人セゾン文化財団