太田信吾『三月の5日間』リクリエーションドキュメンタリー制作発表

『三月の5日間』をはじめ、チェルフィッチュの公演に俳優として多数参加してきた、映画監督の太田信吾が『三月の5日間』リクリエーションの制作過程に密着したドキュメンタリーを制作します。

タイトルは、『言葉と身体でダイナマイト』(仮)。

独特の言語と身体観を礎に演出する岡田利規の創作のプロセスを克明に記録する本作は、今回新たにオーディションで選ばれた24歳以下の俳優たちが立ち上げていく舞台と共に、2015年、チェルフィッチュのツアー中にフランス・レバノンでテロに遭遇し、一時窮地に陥った当時のメンバーの体験、その後の軌跡などを、当事者の視点から描きます。 撮影は、昨年冬の出演者オーディションから始まっており、12月1日からKAAT神奈川芸術劇場を皮切りに、全国7都市で行う本公演にも同行。公開時期は2019年以降を予定しています。 詳細は随時更新、太田信吾公式ホームページ (http://bluegrotto.asia/news/)からご確認ください。



監督コメント
『三月の5日間』初演から13年。岡田自身が「時代劇」と呼ぶ戯曲を再演するということは、時代に逆行しているのでないか?という疑問も浮かびます。
しかし、自己変革を続け表現を更新してきたチェルフィッチュだからこそ、その過程に大きなドラマがあるのではないかと考え、この制作に挑むことにしました。完成を楽しみにしていていください。

太田信吾(映画監督/俳優)
1985 年生まれ。長野県出身。
処女作『卒業』がイメージフォー ラムフェスティバル 2010 優秀賞・観客賞を受賞。
『わたしたちに 許された特別な時間の終わり』が山形国際ドキュメンタリー映画 祭 2013 アジア千波万波部門に選出。世界12ヶ国で公開されている。
他『解放区』(2014)、『 Candle For Minority』(2016)、『大津 city 今恋心』(2017)等。また、俳優として「チェルフィッチュ」や「劇団、本谷有希子」に出演するなど、舞台•映像を横断して活動している。



お問合わせ先
青の洞窟  宣伝担当
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