桜美林大学パフォーミングアーツプログラム＜OPAP＞ vol.27
『ゴーストユース』

http://www8.obirin.ac.jp/opai/opap_item.php?no=28

「ゴーストユース」は、まあ一言でいうならば、三十五歳の主婦が二十歳だったときのことを回想する、という話です。
青春が甘いものだったか地獄のような時期だったかさえ、僕はもう喉元をすぎてしまったのでよく憶えていません。
でも実は、当事者であったときは当事者であるゆえに、それが今と同様よく分かってなかった気がします。
だったら青春のことなんて、誰にも分からないってことになりますね。
とまあ、そういうことについて描く演劇を、二十歳前後の19人の俳優たちと、作ってみようと思っています。
岡田利規

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム（通称　OPAP / オパップ）とは、桜美林大学文学部総合文化学科 / 総合文化学群が主催する公演の名称です。毎回プロの演出家や振付家がプロデュースし、学生がキャスト・スタッフをつとめ製作します。単なる専修生の発表会ではなく、一般顧客の鑑賞にも堪える高いレベルの上演を目指します。