マリファナの害について
マリファナの害について
[作・演出]岡田利規
[初演年]2003年
[幕・場面数]1幕1場
[キャスト数]1人(女1)
一人芝居。ハタチ前後の女の子ミアが横浜駅のそばのスターバックスコーヒーの窓際の席で友達ヒロコと待ち合わせている。ヒロコは、今付き合っている年上の彼氏カドタさんについてミアに話す。この前二人でホテルに入ったとき、カドタさんにマリファナをすすめられ、ヒロコはちょっとヒイた。ここ数日は会っていない。彼女はこれからもカドタさんと付き合い続けるか悩んでいる。悩み相談を聞きながらミアは、窓の外でコスメティック製品のパンフレットを配っている男の様子を観察している。俳優の主体がその男に移行する。男のグチが語られる。ぼおっとしながら仕事をしているので、間違えて背の高い男性にパンフレットを配ってしまい、悪態をつかれる。その背の高い男はカドタだった。
おそろしい形相をしながら、カドタはヒロコのいるスターバックスのほうに向かい歩いていく。タイトルはチェーホフの一人芝居である「煙草の害について」をもじったもの。

